上野散歩おすすめ！旧岩崎邸庭園は撮影可能？無縁坂の場所は？

先日、旧岩崎邸庭園と無縁坂を訪れました。

この界隈は、上野の町とは思えない落ち着いた雰囲気が広がります。

旧岩崎邸庭園は、アンニュイな雰囲気の場所にあるのに、一歩中へ入ると明治時代へタイムスリップしたかの気分に！

洋館と和館があり、見どころ満載の建築が楽しめます。

見学の合間に、お茶席で財閥人になった気分でお茶できるのも最高。

また近くには、歌詞や小説の舞台にもなった無縁坂があり、その景色も楽しむこともできます。

この記事では、旧岩崎邸庭園界隈での過ごし方や撮影は可能か？また、見どころなどをご紹介します。

いつもと違う散策コースを歩いてみたいときにおすすめします。どうぞ最後まで読んでくださいね！

旧岩崎庭園

撮影可能？

館内での撮影

土日祝は撮影不可

人物	記念撮影や持ち込み品の撮影不可
風景	館内から見た風景は、見学に伴う撮影に限り、平日のみOK

屋外での撮影

記念撮影は、他の方の迷惑にならないよう１〜２枚程度でお願いします。

同じ場所での撮影が続く場合は、撮影を中止させていただくことがあります。

記念フォトなら邸宅内部で撮影できる！

婚礼や成人式、七五三の撮影パッケージを取り扱いされています。

もし、ご予定がある方は選択肢のひとつにもなりますね。

利用可能日時	通年（8月1日〜31日は除く）・土日祝は要相談
写真撮影	30,000円
動画撮影	60,000円

入場料

入場料	400円
年間パスポート	1600円
無料公開日	みどりの日（５月４日）、都民の日（10月１日）

見どころ

何と言っても、こんなところに洋館が？！という立地に旧岩崎邸庭園はあります。

周囲には繁華街やマンション、連れ込みホテルが。その一角にうっそうとした森と弊が見えてきます。

岩崎邸庭園までの案内看板があってちょっと安心。

足を進めていくと、立派な門構えが見えてきました。

この門の前に受付があるので、そこでチケットを購入します。

煉瓦塀

歴史を感じる煉瓦塀。一部復元されたものだそうです。

馬車道

気持ちいいくらい広い道。これはかつて馬車道として使われていました。

当時はここを馬車が走っていたんだと思いを馳せます。

6月中旬にお邪魔したので、紫陽花や百合が見頃でした。新緑も美しかったです。

園内の片隅にひときわ目立つ大木がありました。どうやらイチョウの木。

樹齢400年。江戸時代からこの地にあったようですね。秋に来ると黄金に染まったイチョウが見られそうです。

洋館

1999年（平成11年）に重要文化財に登録されました。

三菱財閥３代目社長、岩崎久彌の本宅として1896年（明治29年）に竣工しました。久彌は三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎の長男ですね。目を見張るほどの大豪邸です。

かねてより、岩崎家の仕事に多く携わったイギリスの建築家、ジョサイア・コンドルが設計しました。この方は、鹿鳴館や上野博物館も設計しています。ゴージャスすぎます。

和館

こちらは和館。洋館と同じ時期に竣工しました。書院造を基本とした純和風建築です。

当時は、和館を日常生活に、洋館を接客用に使い分けていたそうです。

撞球室（ビリヤード室）

洋館から少し離れたところにあります。

こちらもジョサイア・コンドルの設計。木造ゴシック様式で、当時の日本には珍しいスイスの山小屋のような外観が特徴です。

内部は見学不可でした。洋館と通ずる地下通路があり、少し入り口が見えました。

庭園

大名庭園を一部受け継ぐ庭園は、本邸の建築の際に、池を埋め立て広大な和洋併置式の芝庭を作りました。

戦後は、GHQに接収、また国有化以降の売却などもあり、面積は大幅に削られているものの、片隅にある庭石や灯籠などが当時から残っています。

当時は、現在の３倍ほどの敷地に、約20棟もの建物がありましたが、現存するのは、洋館、和館、撞球室のみとなりました。

それでも、当時の生活を思わせる建築様式や調度品には魅了されるばかりです。

喫茶店・お土産

和館にお茶席があり、抹茶やコーヒーなどをいただけます。

またお土産処もあり、岩崎邸とご縁があった小岩井農場直送のクッキーなど販売されていました。

この日は、抹茶と小岩井のシュークリームを堪能。

いや〜、優雅な気分です！

小岩井農場バタークッキー（個包装）

を購入しました。素朴なのにバターの風味が効いてる！美味しくいただきました。

施設情報