【冬の鎌倉散策】お寺巡りとランチ
鎌倉散策といえば、紫陽花巡りが有名ですね。その時期に行ったことがあるけど、とにかく人が多くてゆっくりみることができませんでした。
冬の鎌倉は観光客が少ないらしいのでリベンジ！気になる古民家レストランもあったので、久しぶりに行ってきました。
冬の明月院
JR北鎌倉駅で降車後、のんびり歩いて明月院へ。数年前に紫陽花を見に来たけど、驚くくらい記憶が残っていません。とにかく人混みの中、歩いたことだけは覚えてます。
今回はちらほらと観光客がいたくらいでゆっくり鑑賞できました。それにしても、お寺って冬の空気がダイレクトに伝わってきますね！紫陽花のシーズンとはまた違った景色が楽しめます。
シーズンには階段の両脇は紫陽花で咲き誇っていますが、冬はこの通り。閑散としていますが、これはこれでいい味を出しています。黄色い老梅が綺麗でした！
有名な円窓です。前回来たときは人の頭しか見れなかったけど、今回はしっかり見れました。生花に円窓の景色が映えます。
花地蔵。お供えものの菊とみかんの黄色がとても鮮やか！後ろの説明書きにこう書いてありました。
人は誰しもはかない花の想い出の中にいます。大切な人との別れ、いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花がどんなにか心を慰めてくれたことでしょうか。いつくしみ深き花地蔵
明月院 花地蔵の看板より
しみじみときますね。境内を歩いているとこういった言葉をよく見かけました。感性深いなと思いながら、わたしもこういう心のあり方でいたいなと思いました。
ひととおり境内を散策した後は、敷地内にあり月笑軒でティータイム。あたたかい甘酒でほっこり。この甘酒は、倉敷塩屋の物だそうです。麹の甘酒で飲みやすかったです。
ensoでランチコース
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今回の目的は、ensoのランチコース。事前にネット予約をしてお邪魔しました。
小町通りの裏路地にある古民家レストランです。
店内は化粧品のOSAJIの製品があったり、調香のワークショップも行われていました。
入口の白い暖簾が雰囲気があって素敵！
玄関前も和風の石畳がとても素敵。
小町通りはとても賑やかだったけど、こちらは別世界のように静か。鎌倉らしいなと思わせる雰囲気です。
室内はやわらかな蛍光灯の灯りが落ち着きます。ため息がでるくらいうっとり。
メニュー表です。そっと置かれた小石がおしゃれ。
食前にさわやかな酸味のあるドリンクをいただきました。食欲が一気に押し寄せます。
ドリンクは湘南みかんジュースにしました。湘南という言葉に惹かれてつい選んでしまいました。濃厚なみかんが疲れを吹き飛ばしてくれます。
ひとくちサイズの「ずわい蟹 鎌倉産カリフラワー 自家製唐墨」。
コースのスタートのお料理です。サクッとした歯触りに食材の香りがほんのり。
「鎌倉産菊芋 発酵金時人参 燻製里芋」は香ばしい風味が特徴的でした。おうちでは出せない味付け。んー、美味い！
甘酒が入っているパンは、もちっとした口当たり。オリーブオイルをつけていただきます。
藤沢市にあるパン屋さんのものだそうです。何個も食べたいくらい美味しかったです。
「鎌倉産大根 焼きネギ 発酵鰤と発酵大根おろし」です。
とにかく大根のやわらかいこと！甘くてほろっと溶けていきます。ネギもやわらかくて、甘い。発酵のなせる技か？
彩りも綺麗ですね。
メインの「活け〆熟成魚 冬瓜 乳酸発酵鎌倉産ラディッシュ」です。
お魚は鯛とのこと。カリッと揚げてありますが、脂っこくないんです。お野菜と絡ませながらいただきました。
メニュー表を見ただけではわからなかったのが「自家製鮭フレーク 発酵トマト梅酢」です。
中に焼きおにぎりが入ってました。お腹も心も大満足！満腹になってしまいました。
さらにデザートで満腹に。「ロースト苺 発酵ピスタチオ餡子 蜂蜜マスカルポーネ」です。
カリッとローストされた苺の食感がアクセント。求肥とマスカルポーネのアイスにピスタチオの餡子でボリューム感あるデザートでした。
アフタードリンクは、「箱根山麓紅茶」にしました。神奈川県産の紅茶で香り豊か。美味しくいただきました。
ensoの鎌倉産のお野菜をふんだんに使ったお料理。発酵と香りを楽しむ身体にやさしいランチでした。
少しずつお皿に盛られてるので、足りるかな？と思ったけど、お腹いっぱいに！とても満足です。
故郷の友人が遊びに来たときは、連れて行ってあげたいお店の候補になりました。
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冬の鎌倉散策まとめ
早起きしての冬の鎌倉散策。寒かったけど、冬の空気を感じる素敵なひとときになりました。
レストランはあらかじめ予約をしていたので、待たずに入れてよかったです。
相変わらず小町通りは賑わっていましたが、お寺巡りは比較的空いていてゆっくり散策できました。
ぜひ、冬の凛とした空気を鎌倉で味わってみませんか？日常の喧騒を忘れることができ、新鮮でした。
