【職歴多め派遣社員さんへ】履歴書&職務経歴書の記入ポイント


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卯月です。
これまで通算15社渡り歩き、派遣歴15年経ちました。
この間に正社員応募したこともあれば、複数の派遣会社に登録をしたことがあります。
その度に頭を抱えている職歴の多いこと!
とにかく書こうとすると欄から溢れ出すので、どこをどうまとめようか悩みます。
そんな職歴多い派遣さんのために、簡潔に履歴書が書けるように解説します!
この記事を読めば、書き方のコツがわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
職歴多め派遣社員さんの履歴書を書くときのお悩みの例
私も含め、派遣の更新を続けていくと必然的にたまるのが職歴です。
顔合わせ時に、派遣営業担当は、そこをうまくまとめて先方さんへ伝えてくださり、
助かってはいます。
が、しかし、そこまで持っていく段階の「履歴書を書く。」ということに、引っかかりますよね。
例えば、どんなお悩みがあるかこちらにあげてみました。
履歴書には、派遣元と派遣先のどちらを書いたらよいのでしょうか?
これまで派遣社員として様々な会社で働いていました。ですが、その都度派遣会社が違っています。
以前登録していた派遣で直近勤務の経験や、都度派遣会社に登録と書くと1社あたり2〜3行必要になり、書ききれません。
履歴書の書き方のコツを知りたいです。

これはもう切実です。
では、私の体験も元にお答えしていきますね。
一緒に解決していきましょう!
履歴書には、派遣元と派遣先のどちらを書いたらよいのでしょうか?
まずは、自分がどの会社と雇用契約を結んでいるか考えてみましょう。
派遣社員は派遣会社(派遣元)と契約をしていますよね。
ですので、基本的には派遣元を記載します。
あくまで派遣先企業は仕事のみを提供しているのであって、直接契約は結んでいません。
勤務先を書く場合は必ず、派遣会社(派遣元)を記載しましょう。
履歴書のほかにクレジットカードなど、申し込み用紙に勤務先を書かなければいけないときがありますよね。
実際に仕事をしている場所が派遣先企業なので、そっちを書かないといけないの?と迷ってしまいます。
こちらも同じく、勤務先は派遣元を記載します。
最近は個人情報保護のため、外部からの問い合わせについては派遣スタッフの情報を一切答えない派遣会社があります。実は私が在籍しているところです。
こういった場合は、「在籍証明書」を発行してもらわないといけません。派遣会社によって在籍確認は違うかもしれないので、ホームページから必ず確認してください。
職歴がありすぎる場合の履歴書の書き方のコツは?
以前、ハローワーク担当者に書き方を相談したことがありました。
これといった決まりもなく、いろいろな意見や書き方がありますので、必ずしも同じでないといけないというわけではありません。
履歴書だけに書こうとすると文字数に限界があります。
こういう時こそ職務経歴書も駆使しましょう。
履歴書の場合
派遣元に登録したことと派遣先を記載します。
次に同じように続きの職歴を記載していきます。
勤務終了月まで書いてしまうとごちゃごちゃした印象になるので、職歴多め派遣社員さんにはオススメしません。ポイントは見やすくなっているか?です。
職務経歴書の場合
履歴書に書けない詳細はこちらに書きましょう。
職務経歴書以下職歴が続く場合は同じように記載していきます。
本来は全ての職歴を記載することが基本です。
ですが、ひとつの勤務先で勤務期間があまりにも短い場合は書かなくてよいという声もありますが、
短期でつないでる人にとっては致命的ですよね。
空白期間が多いのは面接官にとって心象が宜しくはありません。無職期間が長いとさえ思われかねません。
職歴が多い方向け用の履歴書も販売されているので、できるだけ書きましょう。

職業訓練校に半年通っていた期間も履歴書に記入していました。
とにかく空白期間をつぶすためです。
派遣元1社、複数の派遣先で勤務した場合
派遣元複数、派遣先も複数勤務した場合
私は上記のように記入しました。使用したOSや業務は、まとめて下のほうに書くのも良いでしょう。
どうしても職歴が多すぎて書けない場合
短期の職歴がいくつあるといえ、職歴は全てきちんと書くことが基本です。
それでも書ききれない場合ってありますよね。
そんな場合はどこを省略して良いか?ポイントをお答えします。
学歴を省略する
職歴を削れないなら学歴をまず省略を検討しましょう。。
と、いうことでまれに「中学入学・卒業」について記載している方もいらっしゃるようです。
中学は義務教育ですので省略します。
高校卒業の年月から書いていきましょう。
入社と退職を1行にまとめて記載する
2行にわたって書くべきところを1行に縮めて書くスペースを確保します。
複数職歴が続いていたり、転勤や異動が多い場合にオススメです。
職歴の行が多い履歴書を購入する
あらかじめ職歴の行が多い履歴書を用意しましょう。
履歴書に登録、終了のみで簡潔に書き、期間や業務内容は職務経歴書へ記載します。
こうすることでストレスなく書けます。

私も職歴の行が多い履歴書を購入していました。余裕を持って書けるので安心でした。
まとめ
この記事では、職歴が多い派遣社員さんのために、履歴書&職務経歴書の記入ポイントを紹介しました。
- 勤務先を書く場合は必ず、派遣会社(派遣元)を記載
- 学歴を省略
- 入社と退職を1行にまとめて記載
- 職歴の行が多い履歴書を購入
実際に履歴書を書くときに書きやすいよう、最低限のポイントをまとめました!
最終的には私たちのセンスが生きる履歴書内容です。
自分が面接官になったつもりで書いた履歴書をチェックしてみましょう。
- ごちゃごちゃと書いていて見にくい仕上がりになっていませんか?
- シンプルに簡潔に書くところは書く。
- 業務内容は使用したOSはなるべく省略せず、箇条書きなどにして見やすく。
以上、提出前のチェックポイントです。
私は今日紹介した書き方で、アラフィフで新たに派遣会社登録しました。
そして派遣先3社顔合わせまで通過し、合格しました。
履歴書は自分を派遣先に売り込む大切な資料です。
見やすく書いて、顔合わせ突破目指してくださいね!
今回は以上です。