【最大70%以上割引】毎日人気の商品が日替わり!Amazonお得なタイムセールはこちらから

【大人の書道が学べる】日本教育書道藝術院 体験談【蘭亭序・2〜3ケ月目】

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

はじめに

入学してから2〜3ヶ月目、九泉宮が終わるといよいよ蘭亭序に入ります。
学院では、略して「蘭亭」と先生方は言っていました。
法帖の装丁も古典らしくシックで、手に取るのもワクワクします。

蘭亭序とは

中国東晋の政治家・書家であった王羲之が書いた書道史上最も有名な作品です。
申し訳ないけれど、入学して初めて知った無知な私。
九泉宮と同じく楷書ですが、九泉宮がスッとシャープなイメージの字体に対して、蘭亭序は柔らかな印象のある書体です。
法帖の文頭からあるように、永和9年(353年)、名士や一族を、中国南部にある山、会稽山(かいけいざん)の名勝である蘭亭に招待しました。
そこで、総勢42名で曲水の宴を開きます。
その時に作られた詩27編(蘭亭集)の序文として王羲之が書いたものが「蘭亭序」です。
この蘭亭序を書いた時の王羲之はお酒で酔っ払っていたそうですが、とても酔っ払って書いたようには思えない見事な字です。
本人は出来映えに納得が行かず、何度も清書を試みようとしますが、上手くいかなかったようです。
唐朝の太宗皇帝が大変王羲之の書を気に入り、その書を集めたそうですが、蘭亭序だけは手に入らなかったと言われています。
歴史に詳しくない私でも分かりやすいように、蘭亭序が出来上がった背景を座学で教えて頂きました。  
写真にメモ書き記入でお見苦しいのはご了承ください。

授業内容

師範科は合計2時間の授業があり、その内1時間が法帖の時間になっています。(後1時間は競書の時間。追々説明します。)
先生から一通り、歴史と筆の使い方を教えてもらうと、法帖を見ながら書き込んでいきます。
墨を硯で擦ります。
この時に立ち込める墨の香りが心を落ち着かせるんですよね。
まずは、半紙に4字書きで黙々と。
楷書なので馴染みがあるから書きやすいです。
慣れてくると、床で半折(34.5㎝×136㎝)という大きめな紙に書き込んでいきます。
これが大変!文字が多いので。
床で書くという事がこんなに体力を使うとは思っても見なかったです。
授業の最終日には提出をしないといけません。更に卒業間近には蘭亭序全文を書いて提出をと聞いています。恐ろしや…。  

費用

蘭亭序を習う上でかかった金額はこちらです。
いかんせん過去の記憶で抜けている箇所あるかもしれませんのでご了承下さい。 
  • 法帖 700円
  • 筆(千菊)3850円
  • 筆(清心3号)15400円
  • 競書セット(重陽100枚、書画仙半折100枚)13000円。提出用の紙です。バーゲン時にまとめて案内ありますし10枚単位などでも購入出来ます。
学院で練習用の紙は無料支給なのですが、提出する用の紙は春光堂で購入した物を使います。
春光堂ではバーゲンの時期があるので、それに合わせて必要な用具を先生から指示されます。

まとめ

とにかく筆が高い!
けれど、上質な筆で書いてこそ細かな表現が出来たりするのでしょうね。
筆はどうやら春光堂オリジナルの筆のようです。
全般的にお金がかかりますので、しっかり準備してから入学を決意しましょう。
子供時代に、書き初めで書いた以来の半折での書道はとても新鮮でした。
古典を学びながら、その字を臨書していく事は、ただ字を書くよりも奥深くて勉強になりました。
更に中国の歴史にも興味を持ちたいと思うようになりました。
※蘭亭序の前はこちらの記事。
卯月
地域情報発信ライター・ブロガー
このブログでは、「アラフィフ以降も暮らしを楽しむ!」をコンセプトに、自身の経験した仕事、趣味、学びなどをメインに発信しています
書道師範、積算資格
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次