【大人の書道が学べる】日本教育書道芸術院 体験談(4ヶ月目 細階)

書道を習いたいけど、都内にはたくさん教室があって迷います。
体験教室に参加しただけでは分かりにくい。
日本教育書道芸術院は気になる教室の1つです。
授業の内容など掘り下げて知りたいです。

台東区御徒町にある日本教育書道芸術院に通っています。
入校して約1年経過しました。
書道の記録として、時系列でブログを書いています。
今回は、入校4ヶ月目〜5 ヶ月目くらいで習った細階について紹介します。
※さかのぼって思い出して書いているので、多少誤差があるかと思います。
※こちらの記事も参考にしてください。
https://uduki2022.com/otonasyodokyosyo/
細階で使用する道具
用意しておく道具は下記の通りです。
- 写奏(細い筆)
- 写経用紙
- 競書
写経用意はそのまま使うと大きいので、3等分に切って使いました。
細階の授業について
細階は法帖はなく、毎月発行される競書に掲載されています。それを用いての授業でした。
細階という字のごとく、細い楷書になります。
入校してから初めての細い筆(写奏)を使用しての授業です。
墓誌銘の歴史
実際の練習は競書に記載されている『墓誌銘』を見ながら書いていきます。
一体『墓誌銘とは何ぞや?』と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私も何じゃこりゃでしたから。
『墓誌銘』は、故人の姓名、没年月日、年齢、その人の功績などを頌徳碑などの石に刻んで後世に伝えようとしたものです。
ここまで聞いて、私は実際に何だか軽々しく書いてはいけないような気がしてきました。
写経用紙にも書くしな…と思いました。
この墓誌銘は中国の歴史から用いての授業でしたので、実際に私達が墓地で見かけるものとは随分様式が違っています。
中国の後漢の時代には、頌徳碑の多くは地上に建てられていたそうです。
しかし三国時代に入ると碑銘などに対して禁止令が出て、地上での建碑が出来なくなったと言われています。
よって墓碑を小さくしてお墓の中に埋める形式が工夫されたようです。
本当に心を込めて書かなくては!
何も墓誌銘を教材にしなくても…と当時は思っていた私。
さすが日本教育書道芸術院。
師範養成科の授業は、ただ書くことだけでなく、歴史も勉強しながら学んでいくことが大切だと教えてくれたような気がします。
いざ墓誌銘を臨書していく
紙は、写経用紙を縦3等分にしたものを使用します。
書き方は決まりがあります。
一行ずつ空けて、三行書きで書きます。
あらかじめ実物大のお手本をくださるので、字の大きさの参考にしました。
美しい楷書が特徴的です。
楷書なら馴染み深いですよね。
写経をやったことがある人は書きやすいかもしれません。
細階の授業は1ヶ月もなく、すぐ次の内容に切り替わったと薄く記憶しています。
昨年のことなのに覚えてないのが悔しいです。
次回の競書の提出時は、この細階で習ったことを生かして提出をします。

競書より参照。
まとめ
日本教育書道芸術院に入校するまでは『墓誌銘』を深く理解することがなかったかもしれません。
書く練習をすることによって歴史上のことも学べるので、この学院の師範養成科に入って本当に良かったです。
もちろん、他校にも素晴らしい授業を取り扱っているところは多々あるかと思います。
書道教室選びの参考になったら私も嬉しいです。
※体験教室の記事はこちら。
https://uduki2022.com/syodoutaiken/
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